巨匠もとい大将が来県しているということで、渡せなかった母の日のプレゼントを
実家に届けてからの入渓。相性が良く、良い釣りをさせてもらってきたポイントに
到着して、しばらく川を眺めていると、
先日お会いしたエサ師の方とその友人の方2人が到着。
前回の話を交えながらしばし情報交換。下流から釣りたいとのことなので、
僕は上流の深瀬を探索するも無反応。
エサ師の方は8寸のきれいなヤマメが釣れたそうで追い抜いてもらう。
僕はエサ師の方がいた下流へ移動。ぴちゃぴちゃしているライズに
毛鉤を投げ込むと、13センチ程のシンコヤマメ。その後もう一匹追加。
9時が過ぎ、ハッチが盛り上がらずライズも見当たらず移動。
大将がいるポイントに移動するも姿、気配なく。あれ?
拍子抜けというか寂しいなぁ〜。
セカンドプランの用意もなく、車で支流やらなんやら、
市、町をまたいでは行ったり来たりして、釣りができるポイントを探すも、
すべて先行者や釣り人の車あり。仕方なく昼食を買うためにコンビニに立ち寄り、時間を少し潰してから先程見たポイントに立ち寄ると、先程まであったフライマンらしき車がなくなっているラッキー。
ここで大将からメッセージ。3キロ上流にいるらしい。
かなりしんどいけれども、今年始めての区間なので、川通しで叩上がりの釣りをしながら合流することに。入渓点から2段下からスタート。以前よりも水量多く、うまく流し込めないなりにシンコヤマメ、ニジマスを追加。ようやく入渓点まで上がると、車で移動したはずのフライマンが川に立ってる、、、。遠くから会釈してさっさと上流へ。
釣りにならない?手が出せないポイントは無視して歩き、
過去実績が乏しいプールで一息ついていると。対岸から「ゴソゴソッ」とかなり傾斜がきつい藪から長靴を履いたおじさんが登場。竿は持っていない様子。挨拶すると「今日、まだ人が入ってないから釣れるよ−」とのこと。そんな声を掛けられたら張り切るしかありません。
プール尻から丹念に確認するも濁りもあり異常なし。今度は手前の流れ込みから確認していくと、2本の流れ込みの間のタルミに沈んでいる底石の上に大きなヤマメらしきシルエットが一瞬見えたような気が、、、、二度見したら姿はなし。しばらく見ていると、ごくたまに魚のようなシルエットが揺れ動いてる気が、、、。
何でも魚に見える病気?かもしれないので、ここは時間を空けずにキャスト開始。
一投目はわざと手前にずらして流れ方をチェック。システムをなんとなく調整して二投目も手前へ。そして、本番の三投目でラインごとひったくられ、猛スピードで下流へ走られる。中央の大きな底石、対岸の岩盤に突っ込まれるも運良く回避できて、、、
計測前に元気に逃走されてしましました。これだけが心残り。
まだ二キロ強歩かなければならないので、
要所だけ叩きながら釣り上がり、反応はまちまちで八寸ヤマメ三匹、
ニジマスを追加。あと500メートルのところで、
大将からの「帰宅します。」とのメッセージが、、、。
後のことを考えると、どっと疲れが出たが、退渓点までは頑張って叩く。途中35センチのイワナ。少し上流では放流ニジマスの溜りを発見し多数釣り上げた。同じ場所から15センチほどのシンコヤマメも追加して一旦退渓。時間を見るとプレイブ。良さそうなポイントから入り直し、ライズを探しながら小休止。雨もぱらつき、足もガクガク。
はじめの入渓点まであと300メートルというところで、T氏からメッセージ。下のプールでライズ待ちしているとのこと。今年のこのポイントのイブの様子を聞いて、とりあえずライズ待ち。残念ながら僕の場所ではライズが見えず納竿となりました。
P.S:Tさんへ。バラしてません。対岸の枝を釣っただけです(笑)
ヤマメ(シンコも)×8 レインボウ×12 イワナ×1